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「こんな車の近くを走るのは絶対に嫌だ!」と思わずにはいられない超危険運転が激撮される

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大きな荷物を載せて車を走らせる場合、積載重量の制限は法律で定められている。車種によって規定は違うが、とにかく安全第一。自分はもちろんのこと、周囲を巻き込んだ事故も起きないよう、細かく決められているものだ。

日本ではまず見ない無茶な積載での走行。しかし、海外では「これって大丈夫なの……!?」と心配せざるを得ない状態で走っている車もいる。例えば今回ご紹介する動画に映っている車もそんな1台だ。「この車の近くを走るのは絶対に嫌だ!」と思わずにはいられない。

・ウッドパネルを大量に乗せて走る車

米ニュースサイト『UPI』によると、超危険運転が撮影されたのはスペインのバレンシア州パテルナ市でのこと。ホアン・アントニオ・サグレド市長が、ありえない荷物の積み方で走行している車を撮影してFacebookに投稿した。

動画を見ると、屋根にウッドパネルを何段も積み上げたバンが走っていて、その数はパッと見たところ15枚はあるようだ。荷物はロープのようなもので固定されているように見えるも、すでにグラグラ。もし道が悪い場所や坂道にでも差し掛かろうものなら崩れ落ちかねない。

・市長が警察に通報

そんな危ない車を目撃したサグレド市長は、直ちに警察に通報。Facebookにアップされた動画には、「我々の町で危険運転をして、他の道路利用者を危険にさらした運転手を警察に通報した。車に乗る時は分別をわきまえてほしい」とのメッセージを添えて注意を促している。

・罰金は14万円近くに……

問題の運転手は中古のウッドパネルを売るために、交通法に反して荷物を移送している途中だったとのこと。結局彼は、最大で1243ドル(約13万5400円)もの罰金を支払うハメになっているそうだ。

それだけの罰金を払うなら、安全にウッドパネルを積んで運搬できるトラックをレンタルした方が安かったはずである。手抜きをしたら、必ずしっぺ返しがくる良いお手本ではないだろうか。やはりルールは守らなければいけない。

参照元:Facebook @SagredoUPI(英語)
執筆:Nekolas