みなさんの中に「存在感が薄い方」はいませんか?「人になかなか気付いてもらえない」という特性は、日常の至る場面で切ない気持ちをもたらしますよね。

インスタグラムで活躍される三沢 伊織さんは先日「息子の後追いと存在感の薄い私の話」というタイトルの漫画を公開しました。

あらすじ

昔から存在感が薄いことが原因で苦労することが多々あったという三沢 伊織さん。「人を呼びに行って驚かれる」「部活の試合で見失われる」「職場の休憩中に電気を消される」などなど、多くの切ない場面に遭遇してきたのだとか。

お母さんに驚かれる。提供:三沢 伊織さん

時を経て、母となった三沢 伊織さん。先日、そんな積年の「切ない思い」を一瞬で蒸発させる出来事が起きたようで…。

最高の瞬間に巡り合う。提供:三沢 伊織さん

息子くんに救われた経験を描いたこの漫画。存在感が薄い理由や、フォロワーさんの反応について投稿者の三沢 伊織(@iroha2hoheto_iori)さんにお話を伺いました。

インタビュー

――いつから、どのようなことがきっかけでインスタで漫画を描き始めたのでしょうか?

三沢 伊織さん:昨年、中学1年生の頃の自分から未来の自分に宛てた手紙が届きまして、そこに「自分の1番好きなことしてますか?」と書いてあったことがきっかけになりました。当時、寝ても覚めても漫画描いていて、絵を描くことが1番好きでした。大人になっていつの間にか絵を描く機会がなくなってしまったんですが、今、インスタで育児絵日記を描き始めてとっても楽しいです。

――人に存在を気付かれない一番の理由は何だと考察しますか?

三沢 伊織さん:生まれ持った資質もありますが、目立つことが苦手なのだと思います。地味で平均的な人間であることや存在感がないことを気にしたこともありますが、友人から「何でも平均的だと言うことは、何でも出来る人間だと言うことだよ」と言われて悪いことじゃないのだと受け止めています。

――息子くんが自分のことを探していることに気がついた時の心境を教えてください。

三沢 伊織さん:後追いの大変さを聞いていたので、やっと存在感が薄い能力が役に立つ時が来たと思っていたんですが、、、私のこと探してくれていた息子を見て、ものすごく嬉しかったです。私を見つけて最高の笑顔を向けてくれた時に、存在感が薄くて辛かった日々が走馬灯のように駆け巡って全て蒸発しました。あ、存在感薄いことが意外と辛かったんだなと感じました。息子のおかげで気にしていた事がどうでも良くなったので、とっても感謝しております。

――フォロワーさんの反応には、どういった声がありましたか?

三沢 伊織さん:この存在感の薄い能力が忍びだけじゃなくて「探偵なんかにもなれそうですよね」とアドバイスを頂きました(笑)確かに、この能力を探偵などの職業に活かせたら楽しそうだったな〜と思いました。また、人に話しても誰にも共感して頂いたことがなかったので、投稿にコメントを頂いた中で、存在感が薄くて世を忍んでる仲間が想像以上にたくさんいて驚きました。誰かに共感して頂けてたことがとっても嬉しくて、私だけじゃなかったんだと心強く感じました。投稿して良かったです!

 

母を一所懸命に探す息子くんの姿を見て、長年の苦しみから一気に解放されたと語ってくれた三沢 伊織さん。子供の持つパワーの偉大さを改めて認識させられる、素敵な投稿でした☺

作品提供・取材協力:三沢 伊織