写真をTwitterに投稿したのは、フィリピンの学生、パウロ・ジョンさん。
東南アジアをカバーするニュースメディア「COCOUNTS」によると、パウロさんと彼のお母さんは、パウロくんが大学を卒業する日を夢に見ていましたが、お母さんが肺炎で2016年に亡くなってしまいます。深い悲しみを感じながらも、パウロさんは今年7月に卒業式を迎えました。この写真は、卒業の喜びを亡き母と共有するために、彼が発注した「等身大のパネル」だったのです。
「僕が大学を卒業することは2人にとっての夢でした。卒業の日に、少しでも彼女をそばに感じられるようにパネルを作ってもらった」
「卒業するとき、母と一緒にいるような気分でとても嬉しかった」
パウロさんは同メディアに対してこう語りました。
ちなみに、パネルはお母さんの身長の高さだそうです。
海外のネット上の反応 ↓
祝福する投稿が多数見られました。
母に対する想いの強さが伺えるパウロさんの発想と行動。ついウルっときてしいました。
さて、卒業の夢を叶えたパウロさん。その優しい心があれば、社会に出てからも信頼される人間になれるはずです。