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【1万円以上の損失】身に覚えがないカードの引き落としを調べたら…自動更新される「有料サービス」の怖さを知った / PCを安全に使う気持ちが裏目に出た話

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これを書いている私は今、自分への怒りでいっぱいだ。なぜこんなミスをやってしまったのか? 「うっかり」では済まされないミスを。しかも二重のミスを……! どちらかさえ防げていれば、こんな事態にはならなかったのに……

──という怒り。私の心の中に渦巻くコレが何かに役立つとすれば、自分の経験をもとに注意喚起の記事を書くことではないのか? そんな気持ちで、私が犯した致命的ミスを紹介したい。1人でも多くの人が、私と同じ状況にならずに済むことを願って。

・何があったのか?

ひとことで言うならば、PCにインストールしている有料セキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)が自動延長になってたらお金がかかるから、気をつけようってことだ。そのPCを全く使用していないなら、セキュリティソフトをアンイストールするなり契約を解除するなりして、自動的に更新されないようにしておいた方がいいぞ。

──ってこと。「そんなの常識だろ」と思う人は多いだろうが、私は完全に忘れていた。頭の片隅にも無かった。だから、数カ月ぶりに確認したクレジットカードの利用履歴で知ることになっても、最初は何かさっぱり分からなかったのだ。

何これ!? 「シマンテッストアJ.P」ってところから1万1534円も引き落とされてるけど……「シマンテックストア」なんて一切心当たりがない。こんな店に行ったっけ? どこかで聞いたことがあるような、ないような。とにかく調べてみよう。

──そう思いググったら……

めっちゃ心当たりがあった。これはノートン。私がWindowsに入れていたセキュリティ(ウイルス対策)ソフトだ。懐かしいなぁ。どこかで聞いたことがあると思ったはずだわ。そうそう、ネットの海の危険な海域を安心して泳ぐために買ったんだっけ。何年前かな? 忘れたけど、その自動更新の引き落としってことか……。

──と理解した瞬間、私はフリーズした。何度スタートボタンを押しても真っ黒いままの画面を思い出したからだ。そういえば、あのWindowsは、私が危険海域で泳ぎすぎたために文鎮化したんだ、たしか。

ってことは……ノートンをアンイストールしようにも、PCが立ち上がらないから どうしようもないのでは!? つまり……PCを使ってないのに永遠にお金取られるってことか? それはキツい。何とかして止めないと! という焦りから、私はすぐにノートンのサポートセンター的なところに連絡した。すると……

結果的に私は「ノートンのすごさをナメてた」と反省することになる。サポートスタッフとチャットしたら、5分もかからずに解決したのだから。どうやら、ノートン的にはこんなのは楽勝のようだ。

なお、サポートスタッフの方によれば「解約の手続きはサーバー上でやる」らしく、ソフトをインストールしたPCじゃなくてもOKとのこと。

「なんか、心配したのがバカみたいやな」と思いながら、そのまま親切なスタッフに自動延長サービスを停止してもらい一件落着。あっさり解決して、よかった、よかった……が! ホッとしたのは3分もなかったのだ。実は、この時には “肝心なこと” が手遅れだったのである。

・返金をお願いしてみた

ノートンの解約手続きが終了したとはいえ、やはり気になるのは「引き落とされた約1万円は返ってくるのか?」という点。厚かましいかもしれないが、それが人間というもの。こちらのミスとはいえ、返してくれたら嬉しい。めちゃくちゃ嬉しい。ヒジョーにヒジョーに嬉しい!

そう思いながら、スタッフの方に恐る恐る聞いてみたところ……

「弊社の返金保証期間につきましては、購入(課金)から60日以内となっております。お客様の場合、既に購入(課金)より60日を越えております。返金のご希望に添えず大変申し訳ございません。どうぞご了承ください」

──これを読んで、私は泣いた。1万円が惜しくて泣いたんじゃない。60日という長い猶予期間がありながら、間に合わなかった自分の情けなさに泣いた。1万円を稼ぐために、自分が費やすエネルギーを考えて泣いた。家計を節約してくれている妻を思って泣いた。

ちなみに、なぜ60日を越えてしまったのかというと、単純に私がクレジットカードの明細を3カ月ほど見ていなかったからだ。

・被害を防ぐために

というわけで、私が自分のミスから得た教訓的なところをまとめよう。今回の件は、私がクレジットカードの明細を小まめに確認する習慣があれば防げたと言える。たとえ引き落とされたとしても、60日以内に問い合わせればよかったからだ。

そして言うまでもなく、私がもっと前に問い合わせて自動更新を止めていれば何の問題も無かった。Windowsが文鎮化したとき、セキュリティソフトの自動更新が私の頭にチラっとでもかすめていたら、今回の問題は起こらなかったはずだ。

しかし結果は……と、悔やんでも悔やみきれないが、私の失敗が誰かにとっての注意喚起になればいいと、いつかは思えるように努力したい。報告は以上だ。

参考リンク:ノートン「サポート窓口
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

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