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『朝ビール』の魅力を誰か教えてくれ!

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長距離移動、特に新幹線なんかで移動する際に欠かせないものと言えば……酒だよな! 流れゆく風景を見ながら飲むアルコールのウマさと言ったら、映画館ビール台所ビールに勝るとも劣らない魅力がある。

しかーし、割と酒飲みの部類であろう記者にもわからないことがある。それは “朝ビール(酒)の魅力” だ。よく新幹線など、長距離移動する乗り物の中で朝から飲んでいる人を見かけるのだが……それって美味しいの? 

・朝イチはお茶やコーヒー派

はじめに言っておきたいのだが、記者は決して朝ビール否定派ではない。むしろ朝から美味しく飲むことができたら幸せだろうなあと思っている。そんな気持ちとは裏腹に、朝イチの記者の体はお茶やコーヒーを求める。『朝茶は七里帰っても飲め』というくらいだ。朝はお茶がないと始まらない。

まあ昼ごろになるとビールを飲みたくなるのだが、基本的にちょっとくらい体を動かした後でないと美味しく飲めない。ならば別に無理をする必要はないが、もし飲むことができたならばどんなに楽しかろうと思うのだ。

・疲れているときの酒は至高

そんな記者がもっとも酒が美味しいと感じる瞬間は、ズバリ “疲れているとき” ! 休日の昼下がりや外でBBQ、殺人的にウマいケースはいろいろあるが、やはりひと仕事終えた後の酒に勝るものはない。

読者の皆さんの中にも、いつもはさほど美味しいと感じないビールもたくさん汗をかいた後や頭をフル回転させた後に飲むと「美味しいやん」と感じたことがある人がいるのではないか。疲れた時の酒、これ至高なり。

・特別感が朝ビールを飲む気にさせる!? 

では、なぜ朝から飲む人がいるのだろう。そこで朝からガンガンに飲めるぜっ、という友人に話を聞いてみた。すると「旅行中は朝ごはんにワインやビールを飲むかなぁ。前に泊まったホテルでは、朝食のビュッフェコーナーにシャンパンが置いてあることもあった」とのこと。朝ビュッフェで酒を出すということは、そこそこ需要もあるのだろう。

また「前日の夜に飲んで余ってたりするやつを、もったいないので朝飲んじゃう」とも言っていた。うんうん、残すのはもったいないもんな……。そのほか、フェリーなんて乗っていようものなら「せっかくだし朝日を拝みながら飲みたい」という気分になるそうだ。

やはり旅行中や、乗り物に乗るという特別な空間が酒を飲みたいという気分にさせるのだろうか。ちなみに「朝や昼に飲む酒のほうが酔いがスッキリしている気がする」とのことだったぞ。

・テンションの問題か

どんなに飲兵衛な人でも、朝から飲むためにはそれなりの “飲みたくなる空間を演出する” 必要があることがわかる。まあ “飲む派” にも “飲まない派” にも、いろいろな意見があると思う。友人の意見だけでは何とも言えないところがある。ただし、記者が飲みたくならない理由について考えられることがひとつ。

それは、朝から飲みたくなるほどにテンションを上げきれていないのではないか──ということ。もしかすると旅行や移動中など、非日常的な空間を心の底から楽しんではいないのではないだろうか。ワクワクが高まれば、自ずと「朝から酒いってみよー」という気になるのかもしれない。

「眠たいなあ~」などと思いながら乗り物に乗っている記者が朝から飲む気分にならないことも、それならば説明がつく……かもしれない。何はさておき、今後旅行することや長時間乗り物に乗る機会があるときに、気分を高めた上で朝からビールを試してみるとしよう。

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.