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日本で一番広い村「十津川」にある『唯一のラーメン屋』に行ってみた / 奈良県「輝−TERU−」

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世界は狭いなあと思うこともあれば、広すぎでしょ~と思うこともある。何の話かと言うと、奈良県にとっても広い「村」があるのだ。県最南端の「十津川村」で、その面積は672.38平方キロメートル。わかりやすく言い表すと、日本一大きな村!! 

村内を北から南まで車で移動しても、1時間弱は余裕でかかるほどだぞ。そんな広い村に、たった一軒だけラーメン屋がある。約3000人いる村民のラーメン欲求を一身に受け止めているであろう、『十津川らーめん 輝−TERU−」にお邪魔してみた。

・景色が奇麗な十津川村

『十津川らーめん 輝−TERU−』は、十津川温泉エリア付近にある。温泉に入りがてら、出かけてみるのもよさそうだ。むしろ、ピャッと行ってサッと帰ることができる場所ではない。十津川村は奈良市から車で3時間強かかるからな。

日本三大秘境だなんて呼ばれることもあるが、正直アクセスはかなり悪い。しかし、いざ行ってみると日本に生まれてよかったなと思える奇麗な景色が広がっている。ぜひ機会を作って、足を運んでほしいと思える場所だ。

・スタッフのイチオシ「輝そば」

そして『十津川らーめん 輝-TERU−』は2018年にできたばかりらしく、気持ちの良いフレッシュさであふれている。スタッフのすすめもあり、記者は「輝そば / 油そば(税込700円)」 を注文してみた。

運ばれてきた「輝そば」は、トッピングで麺が見えないほどにボリューミー。村で採れたという大ぶりのブナしめじがツヤツヤと輝いており、見るからに美味しそうだ。チャーシューもがっつり乗っていて、男飯って感じで良いではないか。

モチモチとした食べ応えのある太麺に、ネギ油と胡麻油がしっかり絡みつく! 一心不乱にすすりたくなること請け合いだ。ラー油を少しかけて食べると、ピリッとしてより一層ウマい。しめじの濃厚な旨味とタレのコンビネーションも抜群だ。

これは十津川村が近ければ、週1くらいで食べたいレベル……。気軽に足を運ぶことができないことが、残念で仕方がない。とは言え、また十津川村に行く楽しみができた。次はスタンダードな中華そばか味噌ラーメンを試してみよう~! 

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 十津川らーめん 輝−TERU−(てる)
住所 奈良県吉野郡十津川村平谷467の17
時間 11:00〜14:00(L/O13:30)、17:00〜22:00(L/O21:30)
定休日 日曜日

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.